駅から山頂まで1時間40分。富士山展望が素晴らしい初級者にもおすすめの高川山

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すっきり晴れそうな休日には、富士山を見に高川山山梨県:976m)へ登ってみませんか。

 

新宿から電車で約1時間半(※1)、大月駅の隣にある初狩駅から歩いて登り約1時間40分・下り1時間15分(※2)。バスは使いません。頂上まではほとんど展望はありませんが、その分頂上で見る富士山は圧巻ですよ。最近山登りを始めた人にもおすすめです。

 (※1:電車の接続時間によって多少時間の前後があります ※2:山と高原地図コースタイム。個人差があります)

 

 

 高川山の地図

 高川山は、山と高原地図の「高尾・陣馬」と「大菩薩嶺」の両方に載っていますので、ご自分の行動範囲に合う方を選ぶと他の山に行きたくなった時に役立ちますよ。

 

山と高原地図 高尾・陣馬 2017 (登山地図 | マップル)

山と高原地図 高尾・陣馬 2017 (登山地図 | マップル)

 
山と高原地図 大菩薩嶺 2017 (登山地図 | マップル)

山と高原地図 大菩薩嶺 2017 (登山地図 | マップル)

 

 

 

この写真の撮影日

2017年10月27日(金)

 

初狩駅山梨県)へのアクセスと駅周辺情報

 

 

初狩駅から登山口まで 

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登山口までは基本的に道標がありますのでそれに従って進みます。どちらに進むか判りにくい場所は上の写真の4箇所です。 

 

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30分ほど歩くと登山口。「男坂・女坂コース」へ。

 

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この先しばし、森の中。

 

 

道中ポイントその1:特に頑張る場所2つ

道中、急な斜面が2箇所出てきます。

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ロープが張ってあるところもありますがあくまでも補助なので、思い切り引っ張ったりしないようにしましょう。

  

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しばらく登ると男坂・女坂分岐に。男坂はかなりキツいので女坂をおすすめします。

 

 

道中ポイントその2:特に注意するところ2つ

<その1>

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一見直進できそうな場所。

 

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右にある「片側がスパっと切れた標識」が目印です。左を見ると…

 

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木に赤テープが巻いてあり、斜め上に道が続いています。山での赤テープは登山の目印で付けられていることが多いです(たまに林業用の場合もあります)。

ですので、ここは直進ではなく目印にしたがって左斜め上に進みましょう。

 

<その2>

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写真ではわかりにくいのですが、非常に足幅が狭い道。ロープがついています。

 

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渡りきって反対側から。初めてだと少し怖いかもしれません。ゆっくり慎重に歩きましょう。ロープを思い切り引っ張るのは危ないですから気を付けて(ロープをくくっている木が折れたりする可能性も)。

 

ロープを渡りきったら、左側をすこし気にしながら歩くと良いものが見られるかもしれませんよ。

 

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笹の道になってきたら、頂上まであと少し。

 

 

山頂:頂上は大展望

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山頂に到着。

 

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標高は976mと決して高くありませんが…

 

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晴れて雲が無ければこの景色。午後には雲が出てしまう事も多いので、出来れば朝早くに来る事をおすすめします。

  

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山頂には祠のようなものが。もう擦れて見えませんが、扉には「ビッキー」と書いてあります。

 

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ビッキーとはこの山に長年いた犬の事です。祠の中にはビッキーを愛した人々の当時のメモや写真が残っています。今は駅から登山口に来る時に横を通った墓地の真ん中にある大きな木の下で眠っています。

ビッキーについて詳しく知りたい方は、ぜひ祠の中も覗いてみて下さい。 

 

 

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この日は一番乗りで山頂でゆっくり。1時間ほどボーッと過ごしましたが、他の登山者が来たので場所を譲って下山することに。決して広くはない山頂なので、適度に譲り合いたいものです。

 

 

高川山山頂から禾生駅大月駅に繋がる道もありますが、今回は来た道を帰ります。枯葉が多くなっていますので、滑らないよう気をつけて。

 

 

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 この日は平日でしたが、下山時には高川山を目指す人と数回すれ違いました。平日でも訪れる人が多い人気の山なので土日は混雑すると思います。「混雑する前&雲が出てしまう前」の早朝が狙い目です。

 

 

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これから冬になり寒くなると、空はもっと青くなり、富士山はもっと白くなります。

下界に比べて山頂はもっと寒くなりますので(100m上がると気温は0.6℃下がります)マグボトルに暖かい飲み物を入れて、高川山で富士山を見ながらお茶なんていかがでしょう。